設備・機材紹介

スキャン精度10ミクロン、スキャン速度55秒/1クラウンを実現した、精度とスピードに特徴を持つCADスキャナ。3ユニットのブリッジや、フルアーチでも90秒を切る速度でスキャンできます。

まずを目を引かれるのが、そのコンパクトさ。そして使い始めればわかる、その妥協のない堅牢な構造設計。これらが高度な適合と精密なミリング結果を提供し、コバルトクロムといった非常に固い材料においても、精密切削を可能としています。　４つの軸が、高度に連携して同時に駆動。エアータービンによる高速スピンドルが、モーター駆動スピンドルでは得られない切削スピードを提供します。

独自の技術により実現されたスピードプログラムを搭載。90分焼結を可能としました。1日に複数回のシンタリングが可能となり、作業効率の向上、生産量向上につながります。 加熱率や温度、冷却時間等をそれぞれ詳細に設定することができます。このため、どのようなジルコニア素材でも焼結することが可能です。また、停電時などの緊急時に対応できる、独立充電システムを採用しています。

プログラマットEP5000/G2 は、プレスとセラミックスファーネスの両方に使用できるコンビネーションファーネスです。 操作パネルは便利なタッチスクリーン機能の高品質のカラーディスプレイを採用し、操作用ボタンにはメンブレンキーパッドを使用しており、簡単に操作できます。 プログラマットEP5000/G2 は第3世代のプレスファーネスとして、プレス/焼成ファーネスのニュースタンダードです。新型テクノロジーコンポーネントは安全に的確にプレス/焼成するための設計がなされています。

電気炉に関する永年のノウハウを結集した熱技術と世界をリードするマイコン・電子技術がKDF007EXを生み出しました。このクラスでは最大の炉内寸法・最適な昇温・最高の使用温度を実現しました。技工作業を知り尽くし、そのニーズに徹底的に応える自信作です。

マイコンによる的確な温度管理に加え、キャスパック伝統のシンプルで実践的な工程管理を採用しています。P-1からP-9まで9つの溶解温度を登録でき、登録した温度は工程途中でも自由に変更・調整できます。各工程は照光文字、ランプ、ブザーによって判りやすく表示され、ミスの発生を防止しています。

マイクロコンピュータ制御でプログラムにより溶融・鋳造を自動処理し、適合精度の高い鋳造を実現します。 機械で温度を管理することによって、鋳造トラブル（オーバーヒート）をなくすことができ、緻密なキャストが可能になります。

セラミストのイメージ通りの焼成を可能にします。 99通りの焼成プログラムを独自の入カコマンドで自在にコントロ一ル可能。焼成プログラムを連続したり、詳細な乾燥設定、プリヒーティング(予備加熱)設定などによりセラミストのイメージ通りの焼成スケジュールを正確に実行します。

各種ミリングワークに対応しています。当技工所ではジルコニアのミリングも行っています。